日本人かどうかの見分け方として「朝鮮耳」という話があるんですね。
気になったのでちょっと調べてみたところ、デマだと判明致しました。
日本人でも、西洋人でも耳の形はいろいろあるらしい。
嘘だとわかった理由など。
「朝鮮耳」とは
雑なので申し訳ない(汗)
耳たぶの付け根が、輪郭と流れるように繋がっていると朝鮮耳と呼ばれます(画像の右側)
純日本人にもいた
日本の歴史上の人物を先祖に持つ日本人となると、普通よりも日本人度が高いですよね。
オノ・ヨーコさん(戦国時代の武将・小野鎮幸の子孫)や赤井秀和さん(同じく戦国時代の武将、赤井直正の子孫)もこの耳を持っています。
さらに、昔の日本人の中から探してみることに。
古い写真は不鮮明で困りましたが、いらっしゃいました。
藤崎彌一郎氏。
1850年生まれとなっています。
1850年の日本はまだ鎖国の最中であり、外国の血が入りづらい時代でした。
鎖国中でも外交が全くないわけではありませんが、現代とは比較にならないほど限られています。
それでも、藤崎氏は耳たぶが顔の輪郭と流れるようにつながっています。
これで、日本人にもこの耳が存在するとわかりました。
世界にも普通にいた
セインカミュさん(フランス系アメリカ人の父と、イギリス人の母)もこの耳なんですね。
日本語が上手ですが、おもいっきり西洋人ですね。
このタイプの耳は寒い国の民族に由来するようです。
日本の場合、弥生人が北方系ということがわかっているのでそこから来ていると考えられます。
また、ウクライナでもこの耳が多いという情報が。
確かに、心なしか外国人の画像を無作為に見ていくより、ウクライナの人に限定した方が見つけやすい気がしました。
ウクライナ元首相のユリア・ティモシェンコさんも繋がった耳でした。
リオオリンピックで体操の内村航平選手と金メダルを争ったベルニャエフ選手(ウクライナ)もこの耳のように見えます。
あとは、アメリカのベッキー・ベレスウィルさんというフィギュアスケート選手もこの耳でした。
元首相やスポーツ選手ということもあり、著作権的に貼ってよさそうな動画がなかったので気になるかたはググってみてください。
終わりに
黄色人種限定というわけでもなく、日本にも世界にもいる耳なんですね。
割合的にはアジアに多そうですが、大したことはなさそうです。
この記事に関して、特定の国に対する差別意識は全くありません。
自身の国籍を疑われるのは(どこの国であっても)嬉しい人はいないんじゃないかな、ということでこの記事を書いてみました。
おしまい。